遠い空の下で

頬を濡らし手を振り 泣いていたきみに

背中向け飛び乗った夜汽車の窓に

夢誓ってからもう二度目の冬が足早に過ぎる

ただがむしゃらに前しか見えず

走り続けた18のころ

明日のこともあてにならないそんな日々もあった

ひとり部屋でみる夢届かぬ思い

想い出すのはいつもふたりみた夢

ままごとのようにおかしいくらいいつも寄り添ったふたり

風のうわさで俺の帰りを待ってくれている そう聞いたとき

おもいきり泣いた声枯れるほど 遠い空の下で 

俺は都会で大事なものをどこか遠くになくしてしまった

あの空の下置いてくるのさ誰でも青春を

あの日ふたりで見上げた空を 今はこうしてひとりで見ている

夢掴んだら迎えにいくよ遠い空の下へ 遠い空の下で

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