モノクロの青春

見つめあうとなぜか　笑い　うつむいたまま　泣きじゃくり

髪を右手で　なびかせ　　　腕組み肩寄せ　歩いた

友達のままでも　いいけど　　それ以上の気持ち　止まらない

馴れ合いの時間は　束の間で　「じゃあ、また」のあと　後悔

勇気があれば　その先　　　湿った心　乾くのに

誰だって自分が　愛しい　　現状維持が　精一杯

モノクロの青春　 恋はせつなくて　はりさけるほどの　鼓動 今でも

モノクロの青春　 愛は深くて　　　はかない想い　つのらせてく

不意に嘘つき　つよがり　　見透かされ笑い　ごまかす

素直になれば　いつかは　　届くかな　風に乗って

足早に過ぎて行く　季節は　　待ってる人を　惑わせる

モノクロの青春　 いい人じゃなくて　　気まずくなるのが　ただ怖いだけ

モノクロの青春　 理屈じゃなくて　　　感じるものを　信じていたい